最近、様々な人間関係に翻弄され、心の元気がなくなっていました。
そんな夜、眠れなければ起きて何かをすることにしています。

今朝も、そんな日でした。
したい計画のイメージが描けていないことが、元気がなくなった最大の理由だと感じました。
それを人間関係のせいにしていました。

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Podcastの視聴・・・うん!うん!だんだん元気が出てきました。

中村文昭さんのPodcastの中から「引き算の人生」の話をします。

生まれてから死ぬまでの間、あなたは人生を積み上げていくと考えていませんか?
私も、そう思っていました。
自分のスキルを磨いて・・・自分の経験を通して・・・人脈を作って・・・なんて

でも、本当に大切なことは”人生の最後をどのように迎えるか”です。

あるおじいさんの話を添えてみます。

~源じいさんと小鳥たち~
源じいさんは、小さなときから小鳥が大好きでした。
でも、若いときには仕事が忙しく小鳥たちの事を考えることもなかったのです。

そんな源じいさんも仕事を辞め、毎日の退屈さにどうしたものかと考えていたある日、
庭の立木から、小鳥の声が聞こえてきました。

そしてその声は、源じいさんの心を揺り動かしてのです。
だって、”おじいさん、一緒に・・・一緒に・・・”と聞こえたのですから、

その日から、源じいさんは小鳥たちのために庭を整え始めました。
何をするのも小鳥の気持ち、
何をするのも小鳥と一緒、

そんな、源じいさんも年をとり、いよいよ臨終の時を迎えるそのとき、
源じいさんを見守る家族とお医者さん、看護婦さんは奇跡の光景に出会ったのです。

源じいさんの布団の上に、庭から小鳥たちがいっせいに集まりはじめ、
源じいさんと会話を始めたのです。

ピーピー、チーチー、ピヨピヨ、チュンチュン・・・
それを見た源じいさんは本当に穏やかな微笑みを浮かべ最期の時を迎えたのでした。

日蓮上人は
”先ず臨終の時を習うて、後に他事を習うべし”
と、言っておられます。

これが、まさに引き算の人生でしょうか。
先ずは目標を決めそれに足りないものを補う人生。

一生を終えた後に残るものは、集めたものでなく、与えたものである。

豊かな人生を目指して、理想の自分を描いてみたいものです。