「日本でいちばんたいせつな会社」の中で、著者の坂本光司さんは会社経営とは「5人に対する使命と責任」を果たすための活動と位置づけています。

それは、使命と責任を果たす順に
1.社員とその家族
   ・・・所属する組織の満足度が高く、帰属意識の高い社員でなけれ 
     ばお客様の満足するサービスはできない。
2.外注先・下請け会社の社員とその家族
   ・・・自分の会社の仕事をやってくださっている人々
     誰かの犠牲の上に成り立つ組織は正しくない
3.顧客を幸せにする
   ・・・その会社と取引することによって、心が和む、幸せになる、感動
     する
4.地域社会を幸せにし、活性化させる
   ・・・会社が「町のシンボル」であること。「町の自慢」であること。
     子供を入社させたいと思えること
5.自然に生まれる株主の幸せ
   ・・・株式配当をする金銭的な見返り。株主として応援していることが
     幸せとなること

この、使命と責任を軸をもって継続してる会社を、この本の中で紹介しています。

大学教授である坂本光司さんのモットーは、「研究室での中小企業研究や、かんばる中小企業の支援をする」ことです。

研究の傍ら、訪問調査した会社は6000社を超えています。

こんな実績の中から選ばれた会社・・・

そして、まだまだ紹介していないすばらしい会社がたくさんある言われるのです。

希望で、心がワクワクと踊ります。

私も、所属する組織がこのような会社となる事を夢見ているのです。