4年前から、自宅近くのフィットネスクラブに通っています。
あまり大きな施設ではないのですが、一応の機材や優しいインストラクターの方々がそろっています。

その施設で、一番気に入っているのはヨガ教室です。
そのヨガは、ストレッチヨガといって、全身の筋肉をストレッチしながら柔軟性を鍛え、筋肉量を増やすことを基本としているようです。
運動神経皆無の私にも、柔軟性はあったらしくこの教室は私のライフワークになっています。

その教室での。先生との会話は私の生活に大きな影響を及ぼしています。

呼吸、一つをとっても、
胸を膨らませて深く吸い込みゆっくりはき出す
お腹を膨らませて深く吸い込みゆっくりはき出す。
背中を膨らませて深く吸い込みゆっくりはき出す。
下腹部を膨らませて深く吸い込みゆっくりはき出す。
是非、やってみてください。意外と深く吸い込むことも、ゆっくりはき出すこともできないことが分かります。
この時、肩は下げていないといけません。いかり肩になってませんか~?

自分の身体なのに足の指も上手に動かせません。
全身の筋肉は自分のものであって、自分がコントロール仕切れていないものであることが分かります。

先生は、ストレッチするとき
「自分の身体をみつめてください、口に出して表現してください。」とおっしゃいます。
”あ痛たたたっったった・・・””足の後ろが・・・””背中が・・・・”なんて具合です。
そうすると、右と左の柔軟性と筋肉の強さの具合が分かるようになります。

そして、もう一つ生活に役立つ事があります。
「いやな人に接するときは”肛門を締める”」と言うことです。
肛門を締めると、
背筋が伸びます。
おへその下、の丹田(たんでん)に力が入ります。
そして、何故か顔はしっかりとした笑顔になるのです。

ヨガの先生は、常に刺激と感動を与えてくれます。
身体の柔軟性と筋肉を鍛えると、その中にある心の柔軟性と強さも鍛えられるようです。
一つのことに集中し、こんな感動を示すことができる人にいつも感謝しているのです。