淡々とした日々が続くよりも、さまざまなことが起きているときのほうが、気付きが多くなります。
それは、起きていることを振り返りながら、自分自身をも振り返ることができるからだと思います。

今日は”目覚める”ことをお話しします。

”目覚める”を辞書で引いてみると
1.眠りから覚めること
2.感情、知覚、本能など、ひそんでいたものが動き出すこと
3.迷いが消え去って本心に立ち返ること
とあります。

確かに、何かが起きているときは感情、知覚、本能が敏感に動き出しますね。

そんなとき、自分の目指すものは本当に何かと考えていくと、
自分自身の利己主義な部分が見えてきます。

そして、自分が本当に目指していることに対して、間違っている自分自身を修正しなければと、思うことができます。

これが、迷いが消え去って本心に立ち返ることなのかと思います。

となると、すべての意味が繋がっていることになりませんか?
「起きていることに気付き、感性が動き出し、迷いが消え去り本心に立ち返る」

でも、人間は悲しいかな忘れっぽいし、わがままです。
「起きていることに気付き、感性が動き出し、迷いが消え去り本心に立ち返る」
ことを、何度も繰り返しながら、このレベルを上げていかなければ、
いつの間にか”元の木阿弥”になってしまっているようです。

起きていることを、真摯に受け止め目覚めることが必要なようです。