暑い毎日が続いています。

夏が来ると・・・・そしてその夏が暑ければ暑いほど子供のころの楽しかった思い出がよみがえります。

毎日のように、子供たちだけで行く川やプール
水の泡が消えるまでに、次の人が飛び込まなければならない小さな競争
誰かれとなく持ちよる花火に、興じる夕涼み
父がする庭の水やりで、ずぶぬれになる子供たち
~入道雲~
~夕立~
どれもこれも、鮮やかな光の中できらめいています。

だから、私は夏に真っ黒に日焼けした人を見ると、どんなに楽しい時を過ごしたのだろうとワクワクするのです。

何故か、家族とどこかに出かけたことなどそれほど大きな記憶として残っていないことに驚きます。
それよりも、ご近所の人たち、友達、見ず知らずの人たち・・・・
そんなみんなの支えが記憶として刻まれているのです。

私にとって、子供の時から人とのつながりがどれほど大切な部分であったかが分かります。

ひとりひとりの子供たちの夏休みが、優しい心の記憶のキャンパスに描かれていくことを祈ります。