会社員としての最後の出勤日となった。
もっと感慨深いものかと創造していたが、そうでもない。
ただ、淡々とした朝を迎えている。

たくさんの人と出逢った。
たくさんの人と語った。
たくさんの人と悩んだ。
そして、たくさんの人と喜んだ。

振り返ると、苦しみの後の楽しさや喜びのみが強い印象として残っている。
そして、神様は私の願いを叶えてくれたと感じている。

人との縁は繋がっている。
名残惜しいのは建物の景観・・・
今はもう古い工場だが、そこに生きた人達の生き様のように見える。
入り組んだ配管、古いタンク、ゴーゴーと低い音をたてて存在を主張している製造棟

今日も仕事を終えた時、建物たちはいつものように私にエールを送ってくれることだろう。
そして、私も願っている。
ここで過ごす人達が、この建物に守られながら心から人生を楽しんでほしいと・・・