「善きことをいだして 聴く人に益を与えよ」

老人性のアルツハイマーで1分と記憶が持たない母は
グループホームで毎日を過ごしている
そんな母でも、いつもたくさんの言葉を私に投げかけてくれる

「少し不安定な状態なので、逢いに来てください」と、連絡があった朝も
たわいない話の中で、この言葉を投げかけてくれた
その朝、私にこの言葉を伝えたかったのかもしれない

目の前のこの一瞬で、目の前にいるその人を喜ばせること
何気ない、その出逢いでその日の色が明るいトーンに変わる

そんな出逢いを、これまで周りの人たちがどれだけ私に与えてくれたことだろう
私もそんな何気ない優しさにあこがれる

「善きことをいだして 聴く人に益を与えよ」
心に留めて置きたい言葉がまた一つ増えた