フランスの経済学者・歴史家のジャック・アタリ氏の「21世紀の歴史」と言う本を読み始めています。

昨年NHKは2本ののインタビュー番組を放送しました。

ブログを書くにあたり、オンデマンドで再度そのインタビュー番組を視聴してみました。

ジャック・アタリ氏が注目を集めたのは、世界の金融危機が起こる2年前からそれを予想していたからです。

そして更に、過去を歴史的指針で分析し今後の方向性を示したことに有ります。

氏は、今後人類の生存を揺るがす様々な波が訪れると言っています。

訪れる大きな波は、個人の力で成すすべはないのでしょうが、その後に訪れる世界観の流れのは、私にとっては希望あるものなのです。
しかし、それは楽観視できません。
つまり、棚から牡丹餅のようにそのようにはならないいうことです。

私のような力のない一個人にできることは、
”一人、一人が自分の人生に責任を持つ、
  権力を持つ人は、他人の人生に責任がある。”
ということを自覚することだと思いました。

それが、重要な利他主義(他人のために援助することが幸せに繋がる)の精神の養えることになると感じました。