コロンビア大学シーナ・アイエンガー教授の「選択」の授業2回目の放送は
「あなたの人生を決めるのは、根拠は何」でした。
「自分で選んだはずのものは本当にあなた自身が決めたことだろうか。
実はその選択は 周囲や文化が あなたにそうしむけたのではないか?」と、問いかけます。

<選択は誰が支配しているのか>
この課題で、大小の魚と藻がある水槽の画像を見せます。
そして何を見たかを問いかけます。
アメリカ人・・・大きな魚を見る傾向が高い
日本人・・・周りの状況を見る(かえる・海藻・巻貝など)傾向が高い
同じ状況の中でも両者は違うものを見ているのです。

なぜこのような違いが起こるのでしょう。
人は育つ環境の中で小さいころから社会からや親から、誰がその状況の中での支配者であるかを教えられるのだと言っています。
それは誰が支配者であるかを知ることで、その状況をどうすれば良いか。どうすれば成功するかを幹わけられるからです。
アメリカでは支配力を持つのは、個人なだと教えられますが、他の国では、支配力を持つのは環境だと教えられるところもあるようです。

オリンピックでの成功者のコメントにそれを探ることができます。
アジア人・・・コーチのメダルです。チームのメダルです。支えてくれた人のメダルです。
アメリカ人・・・今日起きたときからメダルが取れると思っていました。