スケジュール表に次々とスケジュールが書き込まれます。
でも、少し考え込んでしまいます。
自分の心で動いているのだろうか?

中村文昭さんは、0.2秒で「はい!」と言えと言っています。
頼まれごとは試されごと・・・
頼まれたら「はい!」と言って、精一杯やってみることが大切です。

その前提には、よきコミュニティーに属していることも大切だと感じています。
そのコミュニティーの中では
心とスキルの成長が期待できること
よき人と繋がれること
新しい情報を期待できること
癒しの空間であること
ワクワクと楽しむことができること

何かが起きたとき、必ず人は自分で考えなければなりません。
その時、自分の周りにある情報を吸収しながら判断しなければなりません。
その情報を鵜呑みにせず、本当に自分にほしいものとして理解するためには、情報の選別も必要です。

自分で考え、自分の論理で動ける自分にするために、正しい情報であることを選別できる自分になるためによきコミュニティが必要だと感じています。

ある人がこんなことを言っていました。
ナチスドイツで、ナチの親衛隊ある女性がが300人もの人を虐殺した罪で終身刑になります。
彼女は文盲でしたが、それを周りに悟られないようにして生きていたのです。

そんな彼女がユダヤ人の看守をしていた施設で、ある日火災が起きます。
その突発的な緊急時に彼女は、責任を果たすことしか理解できていませんでした。
「囚人を外に出してはならない。」それが、彼女に与えられた使命だったのです。

結果として300人の人が無くなってしまい、虐殺に手を貸したということで罪に問われることになります。
文盲である彼女は与えられた情報の中で、最大の努力をしたのです。
そして裁判で堂々と「与えられた使命を果たしただけです。」と答え終身刑となってしまったのです。

彼女がもし良い人たちと繋がっていたならば、愛情あふれる優しい女性であったかもしれません。
これほど繋がる環境が人生に大きな意味をもたらすのです。

多くの情報にさらされる毎日ですが、情報を選別できる自分になること。
自分一人で考えていてもそれは難しいこと。
繋がる仲間がどれだけ信頼できる人たちであることが大切なのだということを、今日もしっかりと心に刻みたいと思っているのです。