夢塾 ~私の夢探し~

人生を豊かに変える毎日の気付きを書き込みます。

2011年10月

10月も最後になりました。
10月は神無月と言われています。

神無月には出雲大社に神々が集まってくるとも言われています。
そんな神様は何を思い、出雲大社に集まってくるのでしょう。
そして、今頃は帰り支度を始めているのでしょうか?
私にはよくわかりませんが、七福神のような神様が、帰り支度をいそいそと始めていると想像すると何だか今日が楽しくなるような気がしたのです。

先日、朝日新聞の天声人語に統計のウソの話が載りました。
質問の仕方次第で統計の値ががらりと変わるというのです。

こんな課長をどう思いますか?
「規則を曲げて無理な仕事をさせることもあるが、仕事以外でも人の面倒をよく見る。」・・・良い84%
「仕事以外でも人の面倒をよく見るが、規則を曲げて無理な仕事をさせることもある。」・・・良い47%

まったく同じ内容であるにもかかわらず、統計数字にはこんな差が出るようです。
確かに、言葉の最後の部分で受ける印象がずいぶん違うように思います。
言葉の最後がポジティブ表現かネガティブ表現かで言っていることの全体の印象が違っているとしたら、言葉の最後を気をつけなくてはなりません。

今日はこんな言葉の最後に気を付けながら、帰っていく神様を見送りたいと思っているのです。

「忘却とは忘れ去ることなり・・・」
エビングハウスの忘却曲線を知っているでしょうか?

エビングハウスによると、人は
20分後には42%を忘れ
1時間後には56%を忘れ
1日後には74%を忘れ
1週間後には77%を忘れ
1か月後には79%を忘れているのだそうです。

人には短期記憶と中期記憶そして長期記憶となるものがあります。
何気に取り組んでいることは、短期記憶としてエビングハウスの忘却曲線の数値をたどりますが、集中して聴いているとそれよりほんの少し曲線は緩やかになるようです。
それでも1週間後や1か月後の記憶は数%の伸びでしかないようなのです。

その一方で本当に昔の事なのに鮮明に覚えていることもあります。
そしてそのことは何故かその時の周りの雰囲気や状況(色や匂いさえも)も覚えているような気がするのです。
きっと強烈な印象となる状況が深く記憶に刻まれたのだと感じています。

また、写真で何度も見た状況はその前後に物語を付けて覚えていることがあります。
振り返ると、本当にそのことがあったのかはわかりませんが、強くその写真の状況が心の残っているのです。

人の記憶はこれほどまでにあいまいで、確証のないものだということが分かります。
毎日の何気ないことで、覚えておきたいことを何度も何度も振り返る習慣を身に付けることが記憶の定着につながりそうな気がしてきました。

今日も忘却と闘いながらもワクワクと過ごしたいと思っています。

目標を設定には2つのゴールがあるようです。
一つはパフォーマンスゴール、もう一つはラーニングゴールです。

パフォーマンスゴールは、成果や業績や成績など量的に結果として現れるものになります。
それに対して、ラーニングゴールとはその成果や業績や成績などのパフォーマンスゴールを目指す過程で得ることができる学びの事です。

ある学生が、常に学年のトップでした。
彼女は塾にも通っていません。
他の学生たちのご両親はその学習方法が気になってしょうがなかったのです。

彼女はもともとIQが高いのだろう・・・とか
何時間も必死で勉強しているのだろう・・・とか
様々な憶測が飛び交うのでした。

もともと学校の試験では学んだこと以外は出題されません。
学んだことをどれだけ覚えているか。できるようになっているかが問題なのです。

そんな彼女にはやる気の一歩を刻むことになるこんな話がありました。
「幸子ちゃんはいいわね。お勉強することができて・・・。お母さんは幸子ちゃんくらいのときお家が貧乏なうえに、下の兄弟がたくさんいて「学校に行くくらいなら弟や妹たちの面倒をみろ」と言われてたのよ。お母さんが生きた時代はそんな時代だったから、たくさんの子供たちがあまり学校に行けなかったの。幸子ちゃんがうらやましいわ~。」
「へぇ~、そうだったんだ。じゃあ、明日から私がお母さんにお勉強を教えてあげるよ。」
「えっ!ホント、お母さんに勉強を教えてくれるの?うれしいわ。」

この瞬間、幸子ちゃんの心のスイッチが「ぴ~ん!」と入ったのでした。
彼女のゴールがパフォーマンスゴールからラーニングゴールに変わった瞬間でした。

「何のために」そのことをするのか。
そんな目標の先にある目的が見えたとき、人はそのゴールに向けて走り始まるのかもしれません。

今日もラーニングな1日にしたいと思っているのです。


先日、6人の人と友達になれば世界中と繋がることができる・・・と、何かに書いてありました。
早速、出会いノートを作ってみようと取りかかっています。

作りかけの出会いノートには、たくさんの枝はりができました。
その中には、大きなキーパーソンとなる人がいることが分かります。
その人からは、枝がどんどんと広がっていくのです。
そして、その枝につながる人たちは影響力のある人たちでもあります。

枝がつながらない人たちであっても、私にとっては大切な人たちだということもわかります。
すべての人の生き方が私の人生にもつながっているのです。

不思議な出会いの人もいます。
いやだな・・・と思った違和感のある出会いであっても、大きな支えとなる人もいます。
もちろんその中には意見の違う人たちもいます。
でも、誰が欠けても今の人生には必要な人たちなのだと感じています。

出会いノートは、これから先の生き方の参考にもなりそうです。
どんな人と会いたいか?どんな人と会うことが出来るか?
今日も楽しい1日になりそうな予感がしています。




先週は、信頼できる人を見つけたら先ずは0.2%で「はい!」と言ってみようということを伝えてみました。
これは、最低の仕事から最高の結果を導き出すということでした。
今日は0.2%と言う数字を毎日の改善として考えてみたいと思います。

1日8時間が睡眠と考えると起きている時間は、16時間×60分=960分。
その時間のうち0.2%は約2分の時間を改善のために使い365日続ければ12時間
でも、「2分間では何もできない。できることを考えるだけで終わってしまう」と言う方もいらっしゃるでしょう。

では、2%の改善ではどうでしょう。
毎日20分ほど、自分改善のために時間を使う、何もわからないときは「改善したい」と考えるだけでも良いと思います。
潜在意識に「改善」というトリガーワード(引き金となる言葉)を刻み込みます。
すると「改善」と言う言葉に体が自然と反応するようになります。

これくらいになると、2分で考えることは可能になりそうです。
毎日「改善するにはどうしたら?」と考えるだけで良いのですから・・・

ある日突然に「あ~ぁ!」と思うことがありませんか?
こんな時は心の奥底でそのことが気になりながら考えているときだと思いませんか?
改善もきっとそれと同じです。ある日突然に「これをやってみよう!」と具体的に思う改善が見えてくるはずです。
改善は目標です。目標は夢につながります。
自分の夢を見つけるため、毎日の自分改善をしてみたいと思っています。


その後中村文昭さんは、六本木に4件の店を持つことになります。
そこにはたくさんの方々の支援がありました。
そして何よりもご本人の本気の姿勢があったのです。
洗い場から始まった夢の実現は、こんな形で叶っていったのです。

師匠との出会い。
頼まれることの大切さ。
予想以上の結果を返すこと。

こんなに些細で見落としがちなことに、人生を変える大きなきっかけがあったのです。
運と言えばそれだけかもしれません。
でも、運以上の何かがそこに有ると信じたいと思っています。

小さな頼まれごとに、一つ一つ予想以上の結果を残すこと。
そこで生まれる最大の喜びは信じられる自分になることです。
信じられる自分は、小さな成功を繰り返すことになります。
そして、夢をかなえられる自分になってゆくのです。

小さなことの積み重ねから、夢をかなえたいと思っています。


六本木のバー開店のためには、この道しか残されていないこと
このホテルの皆さんに可愛がってもらうことしかできないこと
だから任された目の前の仕事を精一杯することしかできないことを伝えると、料理長は涙ぐみながら、
「おめぇ~、俺の若い時そっくりだな。昔はみんなそうだったんだよ。」と言ってくれたのでした。

そして料理長は次の日の全体朝礼で、「おれ、昨日洗い物の中村と話してな・・・」
と彼が一生懸命な理由を話し始めたのでした。
彼が置かれている立場、料理長が感じたこと、そして残りの3か月でこいつを一人前にしてやりたいという思い。

「バーカウンターの中に入りたくて、何年も修行を続けてながら順番待ちしている人がいるのも知っている。
正社員が何人もいることもわかってる。それでも、こいつの一生懸命さに心を打たれたんや。何とかこいつをいっちょ前にしてやれんやろな。」
頭を下げながら話す料理長、そして彼のこれまでの一生懸命さを見てきた人たちは
「そういうことやったんか。」「よっしゃ、分かった。」と、みんなが彼を支えてくれることになったのです。

先輩がねたむこともありません。みんなが精一杯支えてくれたのでした。
師匠が言っていたことからは間違ってなかった。
最低の仕事にこそチャンスがある。・・・そう彼は再認識することになったのです。

「ただいま。買うてきました!」と息も切れ切れに叫ぶ彼に、調理場全体に驚きが走りました。
それはとてつもない速さだったのです。

ハア、ハア、ゼイ、ゼイ・・・「お前なんや。そんなに走ったんか。」と言われても、あまりの苦しさに答えることもできず、野菜とおつりと領収書を置いた彼は、洗い物の溜まった洗い場でまた稲妻の洗い物を始めたのでした。

落ち着きを取り戻した調理場で、初めて料理長が声をかけてきました。
「おい!バイト。お前名前なんてんだ。どこの出身なんだ。」
「中村っていうんですよ。出身は三重県なんです。」
「三重も田舎だの~」と言われると中村節がさえわたります。
「そうなんですよ。宮川村っていうんですけどね。ど田舎なんですよ~。人の数よりか猿や猪の方が圧倒的に多いんですわ~。村全体の90何パーセント山林ですもん。」
「おめえ、それで足が速ええんだな~。」と言われ、その日料理長に「猿」とあだ名をつけられたのです。
そこからは「おい!猿」「おい!猿」と言われ、洗い物のほかに使いっ走りという仕事が一つ増えることになりました。

「おい!猿。」と言われると0.2秒で「はい!」と返事をします。
その返事の速さと大きさに驚く料理長は「お前なんだんだ。その返事、分かってるんか。俺の言ってること・・・」
その時、今まで師匠にさんざん怒られながら試されていとことが役に立ちます。
「分かってませんよ。でも、料理長に対してNOはないですからね。」

お金を渡されて、「お前今日も走るんだろ。」と料理長から言われ彼は答えます。
「歩いて買って帰るなんて小学生のガキでもできるでしょう。それじゃ作業ですよ。走って買いにいって料理長の予測を上回らにゃあ、買いに行ったことのなりませんもん。」
「なんなんだ、お前行って来い」

こんなことを繰り返していると、ある日料理長に言われます。
「お前なんでそんなに一生懸命なんだ。」
「実は料理長、理由があるんです。3か月とちょっと先にね、六本木にバーを出さなあ、あかんのんですわ。」
「はあ~?そんなん出来る訳ないじゃないか・・・」と呆れる料理長に
「普通そうですよね。僕、焼き鳥屋でこんな人に会ったんですわ・・・」と彼は、師匠との出会いからこれまでの話をするのでした。



そんな調理場である日事件が起こります。

「誰か、この野菜を変えるだけ買ってこんか~。」と料理長が叫んでいます。
その日のホテルは大忙しで、誰もその料理長の言葉にこたえません。

「俺が買いに行ったろうかな~」と思いつつも、この料理長の恐ろしさ(師匠より恐ろしい)に、「失敗したら、えらいこっちゃ。どえらい怒られてまう。」と、躊躇していたのです。
怒りに怒った料理長はとうとう「誰でもええから、買うて来い!」とたまたまポケットに入っていた2000円を放り投げます。
そのとき彼は、条件反射のようにその2000円を拾い上げ、「買えるだけですか~。」と叫んでいたのでした。

「そうや、買えるだけこうてこい!」と叫ぶ料理長の声に、彼は心の中で思います。
「試してますね。料理長」「みとれよ。レベルの違う使い走りを見せたるからな~。」と彼は猛然と走り始めたのでした。

中村文昭の「しゃべくり」というCDを聴きました。
今週は1週間かけてこのCDで感動したところをお伝えします。

このCDは彼の師匠である田端俊久さんとの出会いから、六本木にバーを出すまでのことが語られています。

師匠である田端さんとの間にはいくつかのルールがありました。
その中には、0.2秒で「はい!」と言え・・・という教えがあります。
それはこの人だと思った人にただ従うということではなく、今、目の前にいる人を感動させるというサービスへの付加価値への教えだったのです。

ある日師匠は、野菜の行商で客さんの感動を集めて貯めた資金を使い4か月後に六本木にバーを出すと宣言します。
そして「中村はしゃべりもうまいしお前がやれ。」やれと言われたのです。
でも、彼には何のノウハウもありません。
「そない言わはっても、むりでっしゃろ~」と彼は心の中で思います。

師匠から某ホテルに行くことを支持されて、「段取り出来てたんやー」と喜び勇んで行ったホテルでの仕事は皿洗いでした。
アルバイトの洗い物係として勤め始めた彼は、の心の中で「でもな~、4か月で六本木にバーなんてしょせん無理だよな~」と、皿洗いをしながら、「でもな~」・・・「でもな~」と思い続けていたのです。

1週間たって、彼は職場を抜け出し、師匠に相談をすることにしました。
「別のところに修行に行った方が、もっと早くに夢がかなえられると思いませんか」と言う彼に師匠は、めちゃくちゃ怒鳴り始めました。
「言い訳をするな!」「この、でもでも星人!」
「お前の都合通りの職場は無い。」
「自分の都合通りにいかないところで、お前でなければという存在にならなれ。」
「お前はその洗い物の仕事を、試されていると思ってやってんのか?」
「最低の仕事に価値がある。」
「人がのけぞるぐらいの洗い物をせえ。」と時計を渡されるのです。

彼は恥ずかしいなと思いながらもその秒針と競争するように、「いなずま~!」と叫びながら洗い物を始めました。
一緒にやっていた怠け者の先輩は、「おめえ、すごいなそれなら自分は手伝わんでもいいよな。」と、サボり始めます。

数時間後には、調理場の先輩が「お前、馬鹿じゃないの?そんなに一生懸命やっても時間給は上がんねぇんだぞ。」と言い始めます。
そんな先輩に彼は、「どうせやるんなら、日本一の洗い物をしたいと思ったんです。名付けて”稲妻の洗い物”です。」と答えるのです。
すると先輩は「馬鹿じゃないの~!」と大笑いし、ホテル中に言いふらしました。
そして彼はたった1日でホテル中の有名人になり、みんなが彼を見に来てはクスクスと笑い始めたのです。







そこで、

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