夢塾 ~私の夢探し~

人生を豊かに変える毎日の気付きを書き込みます。

2011年07月

人は大きな挫折や、失敗に出会った時にすぐには気持ちを切り替えることはできないことがあります。
もんもんと、苦しんで「何故だろう」と考えてしまいます。

スポーツの世界で、スランプに陥った選手に「結果を切り離せ!」とコーチは指導するようです。
起きている結果だけを見てしまっていると小さなこだわりに捕らわれたりします。
そして、自己否定に繋がっていくのです。

スポーツ選手は結果を出すためには、個人を磨いていくことしかないのかもしれませんが、スポーツ以外のことも同じように感じています。
自分自身を見つめ、自分自身を追求する。

自分がかかわりようもない事で起きた挫折、事故で最愛の人が亡くなる・・・などであっても、
苦しいでしょうが、たくさんの人の力をかりてでも、結果を切り離して何ができるかを考えることが大切だと感じています。

これが「快復力」です。
人生に何が起きても、その事実を受けとめて一歩前へ進んでみたいと思っています。

何が起きたの
ううん、何もいわなくていいよ。
ただ、ちょっと一緒にいましょう
心が少し温まるまで・・・
きっと大丈夫、あなたならできるよ。
わたしは、いつも見ていますから・・・

「INTEGRITY」では、人生は問題解決の連続だといっています。
著者は、ある友人の言葉に注目します。
「来週出張に行く前に、あの問題にケリを付けなければならないから、今週はその事に時間をかける。」

心理学では、こういう言葉の意味からその人の人間性を推し量ります。
「ケリをつける。」・・・問題に真っ正面から取り組んで決着を付けようとする姿勢が見えます。

このような人は、問題が起こるまで待ったり、回避したり、逃げたりせず、解決のために時間を注ぎます。
そして、素早く、積極的に直接対処するのです。

つまり、問題解決の人間性は
1.マイナスの事態を回避せず、反対に積極的に取り組んで解決する。
2.マイナスの事態を苦痛だとだけ捉えず、改善と成長・発展のチャンスと捉える。

最近、私の周りの人はピンチになったときに「チャンス!」と大きく叫んでいます。
私も「チャンス!」と大きく叫びながら問題を解決していきたいと思っています。

「INTEGRITY」では、成果を上げるための三つのステップ
「構えろ」→「ねらえ」→「撃て」と進んだ後に失敗することも伝えています。

日常では、成功することより失敗することの方が多いと思っています。
その失敗に必要な事は「負け方を知る」と言うことです。

どんなにエネルギーを注いだ事も、負けてしまうことが有ります。
どんなに誠意を尽くしても負けることがあります。
その時点で、自分の限りを尽くしても負けたと感じたときは白旗を堂々と上げること。

勝者と敗者の違いは、勝者が決して負けないのではなく負けかが上手なのです。
勝者は、将来の負けを減らし、けっして同じ負け方はしない。
でも、敗者は敗戦から学ばず将来の仕事や人間関係に同じパターンを持ち越し、同じ負けを繰り返すのです。

上手な負け方ののポイント1・・・見切りを付ける
自分が負けたという現実に向き合い見切りを付けることです。
「追求すべき時もあれば、あきらめるべき時もある。」

見切りを付けられない人は、否定や怒り、反抗、悲しみ、絶望などの感情から抜け出すことができません。
負けたという現実よりも、これらの感情にとらわれてしまうのです。
「失敗や損失には見切りをつけろ。そして前に進め。」

上手な負け方のポイント2・・・見切りを付けて振り返る
見切りは付けたのだけど・・・怖くて振り返れない・・・と思うことがあります。
でも、振り返らなければなりません。それは同じ間違いを繰り返してしまうからです。

振り返ることの出来る人は失敗や損失を誰のせいにもせず考えます。
例えそういう要素があったとしても、自分がその一翼を担っていたとすれば何かの方法を間違っていたのです。
そして自問します。
何が違ったのか?
どんな違うやり方が出来たのか?
何を見落としていたのか?
どう変わる必要が有るのか?
次にどんな資質が必要なのか?
同じ間違いを引き起こさないためにどんな成長を遂げる必要が有るのか?

小さな失敗からも大きな原因を探りたいと思っているのです。




「INTEGLRITY」では、最高の生き方をする人は、いくつかの面ではっきりとしたアイデンティティを持っていると言っています。
それは、自分の境界線を安定して自覚していて、自分の好き嫌いや自分が信じ価値を置くものが分かっており、愛するものと嫌悪する物がわかっていることです。

明確でしっかりとしたアイデンティティを持つ人は、自分の得意・不得意をよくわきまえています。
自分の強みや才能のある部分では力を注ぎますが、それ以外のことではあまり時間を割きません。

これは一見「謙虚さ」に欠けるようですが、それは自分の得意でない分野も分かっていますから尊大なのではなく自信があるのです。
そしてその「謙虚さ」は、自分を卑下することではなく、ありのままの自分に正直であることです。

そんな人達が成果を上げる三つのステップがあります。
「構えろ」→「ねらえ」→「撃て」

「構えろ」は準備をすると言うことです。
衝動的な人は準備をする事が苦手です。
4歳児に「EQ:心の知能指数」の調査をしたところ、実際の「IQ:知能指数」の結果よりも高校進学後のその子の成績が予測出来たと言っています。
つまり能力や才能よりも人間性が成功の鍵になるのです。

「ねらえ」は、焦点を絞ることです。
ありとあらゆる事の手を出す人は結局、何も達成できないことがあります。
それは有ることを手がけながら、その途中で脇道にそれてしまうからです。
そんな時、自分は次の目標が定まったように思うのですが、周りはいい加減に扱われたように感じます。
1つ目の目標を達成していないうちに次を求めては、その目標に明確な焦点がなくなってしまいます・

「撃て」は実際に行動することです。
準備を整え、焦点を絞ったら後は撃つのみ・・・
意味があるリスクなら回避する必要はなく、そのリスクは最小になっているのです。

先ずは、構えることから始めてみようと思っています。




「INTEGRITY」では、良い航跡を残す人には現実に向き合う姿勢にも資質があると言っています。
それは心理学で言う「感情誘発性」です。

物事をうまく進める人は、厳しい現実を「中和」し影響を沈静化しマイナス感情を伴わずに状況を眺められるようになり、マイナスの現実を温かい心で中和させることができます。
相手に意見をいうとき、厳しい言葉ではなく声のトーンも、言葉も十分に選ばなければなりません。
そうすれば相手は「その意見を聞いて見ようかな」と思うかもしれないからです。

私たちの脳の中は二つの委員会があります。
一つは感情的・主観的な委員会
もう一つは理性と判断に基づいて論理的に考える委員会

そしてこの二つの委員会がバランスよく機能するときはいいですが、一方が一方を乗っ取りし始めると馬鹿げた意志決定の決断を下すことになります。
何かひどいニュースが飛び込んだとき、大きな決断を下すことができなかったり
会議の前に誰かと口論をすると、「心ここにあらず」という状況になったり
何かの悲しい出来事に遭遇したとき「世の中の全てが真っ暗闇」にみえたり

このような脳の中のアンバランスをつくらないためには脳を成長させる必要があるようです。
その為には、自分の思いのたけを誰かに聞いてもらい、外からの情報を受け入れる・・・「同化」
その外からの情報に基づいて自分の見方を調整する・・・「調整」

自分の世界に閉じこまることなく、外に目を向けたいと思っています。

「INTEGLITY」では、起きている現実を直視するしなければならないといっています。
とかく人は、「そんなことは分かっている。」と言うことがあります。
そして、分かったように振る舞い本当の現実が分からないままに「しまった!」と思うのです。

現実を直視しようとする人は、現実が自分の見方だと考えています。
本当の現実を受け入れようとしない背景には現実回避があります。
・強い思い入れ・・・ドッグフードの社長は、「当社のドッグフードがおいしくない」としたら、大発展を遂げてきた過去の栄光を葬り去ることになる。「そんな事はできない。」
・軌道修正の恐怖・・・大きな現実を突きつけられた時、その軌道修正のため全てをご破算しなければあらない。「そんな事はできない。」
・プライド・全能感・傲慢さ・大風呂敷・自己愛・・・自分は他人より上である。誰よりも優れている。現実を直視している。誰よりの優れている。何でも知っている。現実を直視しているように振る舞う人は、自分が間違うと言うことは思いもよらない。「そんな事はあるはずはない。」

でも、真実と向き合う三つの方法があります。
1.外部環境を理解する力です。ピーター・ドラッカーは次のように言っています。
「変わることのない課題は、起業において意志決定する人に対し新しい現実を直視させ、通年に負けることがなく、まもなく迷信となる昨日の現実から脱却させることである。数年前の常識でなく、今の世界はどうなっているのかという問いかけからスタートする。
2.他者からのフィードバックを自ら進んで求める力です。職場の人や親しい人に「私と付き合っていて、どう感じている?」と聞いて見ることです。でも、こんな質問をしようと考えただけでも、気が重くなる人もいます。でも、現実をうけとめる人は嬉しくなるはずです。他者から見た自分の強みと弱みを知ることが出来るからです。
3.自分自身からのフィードバックをする力です。それは自分の考え方行動、姿勢、気持ち、能力、選択、価値観、願望、才能を自分自身で監視する能力です。人は間違った発言や行動をしてしまうことがあります。でも、そんな時に自らの問題に目を向けている人は、その間違いに気付き修正することを考えます。そして、そのように問題解決をした後の成果は大きなものとなるようです。真実を語るリーダーには信頼をもってついて行きたいと感じる事になるからです。

出来ているようで、出来ていない現実を直視する力を持ちたいと思っているのです。

「INTEGRITY」では、真実を語ることを伝えています。
ウソも方便という言葉を耳にする事があります。

確かに上手にだましてほしいとは思うことはあるのですが、うすうす感づいている事も確かなことです。
そのとき人は、「こんな時、この人はウソをついた」と認識してしまうのです。

うまくだませたようでも二人の間には見えない溝が出来てしまいます。
そして、「この人にはだまされる」と心に刻まれるのです。

著者は、優れた人間性のためには真実を語ることが重要だと行っています。
真実を語り現実を出来るだけ正しく伝える事

著者はある会社の事例でその事を説明します。
その会社はドックフードの会社ですが、売上げが伸び悩んでいます。
社長は広告宣伝会社が悪いと、何社も変更しますが売上げは横ばいです。
あげくのはて、怒った社長はマーケティング部門の社員を全員クビにします。
そして業界最高峰のメンバーをそろえるのですが、やはり売上げはやはり伸びないのです。

ある会議で、気の弱そうな社員が手を上げて発言しました。
「犬は当社のドッグフードが好きではないのです。」
つまり現実はマーケティングではなくドックフードにあったのです。
社長は現実を直視する人間性に欠けていたことになります。

現実は怖いものでもあります。
でも、しっかりと現実を探ってみたいと思っています。




「INTEGRITY」では、著者の子供のころの体験を語っています。
その男の子は小学生。ある病気で、1ヶ月学校をお休みしました。
学校に行き始めても体調も優れず、授業にも遅れ、絶望と孤独感におそわれます。
そしてその母親も自分がこの状況にどのように対応したらよいかを悩んでいるのです。

そんなある朝、とうとうその男の子は学校に行く用意すらも出来なくなってしまいます。
「もうダメだ!」と心が叫ぶのです。
その時母親は、そっと子供を抱きしめながら言いました。
「わかるわ。ママもあなたと同じになったらお仕事に行きたくないと思うもの・・・」

その言葉で、その男の子のスイッチは入りました。
「学校に行きたくない。でも行く。」という、マイナスとプラスが結びついたのです。

著者は続けます。
この時母親がもし、「大丈夫あなたならできるわよ。」とか「大丈夫、そんなことたいしたことではないわ。」と言ったならば、母親の内面は理解できず、その先になる強さも理解できなかったのです。

母親の「行きたくない。」という弱い内面と「でも、行く。」という強さを感じたとき、男の子は「勇気」を得ることができました。
人が助けられ、その人と信頼関係で結びつくには「自分が頼れるほどの強さと、自分を同一化できるほどの弱さ」の両方をもつ手本が必要です。

調査によると、究極に信頼されるリーダーには次の特徴が備わっているようです。
1.強さがある
2.自分と類似点がある
3.人柄が温かい
4.不完全である。完全ではないが、不完全さと向き合っている。
でも、これは常識人の姿です。
でも、この常識を貫くことがその人にかかわる人達が能力を最大限発揮し差し出せる環境になると感じています。

ここにある目標を達成するための二人のリーダーの天と地ほどの違いをご紹介します。

「これが目標です。これを必ず達成することが必要です。未達成は許されません。達成できなければ何人かの首が飛ぶことになります。私も必至でやります。出来ない人には辞めてもらうしかありません。」

「さあ、皆さん。これが目標です。確かに高い目標ですが、無理な目標だとはおもっていません。しかしそれは皆さんの力がなければとてもできないものです。皆さん一人ひとりの力が必要です。ジョー、君に数字の分析をしてもらわなければ数字の意味も分かりません。ジョン、君の営業力も大切です。得意な営業力で目標達成に先頭に立ってください。パティ、物流は君に仕切ってもらう必要があります。大変な混乱になると思うけど、われわれが力を合わせれば、目標を達成できないはずはありません。」

情報の透明性と、社員の能力に対する理解、明確な指揮力、そして自分一人ではできないというリーダーとしての弱さ・・・
強さと弱さのバランスは、信頼に繋がると感じているのです。



「INTEGRITY」では、ジョーとの仕事について語られます。
その仕事はうまくいきます。ジョーは「いいやつ」だし、能力も高い・・・
でも、釈然としない想いがあります。

その仕事を友人がジョーと組むとき著者は、十分注意した契約を取り交わすことを進めます。
当初彼は、ジョーとの間にそんな契約は必要ないと思うのですが、契約を取り交わすことになります。
でも、その契約はその後の多くの場面で機能を果たすことになりました。

三年後あるパーティーで著者は彼に尋ねます。
「ジョーとまた仕事がしたいかい?」
彼は、黙って顔を見るだけでした。

ある会社では、社長が高額の福利厚生費用に対して、社員の満足が得られていないことに憤りを感じます。
その社長は社員に対し「現状に満足しろ」と伝える事も出来たのですが、福利厚生の検討を始めるのです。
そして、もっと安価な値段で十分な福利厚生サービスを得られる方法を見つけました。

ここで社長は「手厚い福利厚生サービスに変更でき、なおかつコストも削減できた」と伝える事が出来ます。
もちろん社員も喜ぶでしょう。

でも、この社長は一段上の事を考えます。
そのコストは誰のためのものなのか?
そして、その浮いた費用は社員の退職金のために使うことを宣言するのです。

この二つの事例は、うらはらで有りながらひとつの事を語っています。
何かをするとき、それに対する防御を固める必要性が無いことの大切さです。

ここでは「WIN&WIN」とは無関係の信頼関係が生まれているのです。
こんな無償の支えに出会った時人は感動と信頼を深めるのだと感じます。

誰もが、防御を固める必要のない信頼感を目指すには、まず自分の中の猜疑心を取り払う必要が有ると感じているのです。


「INTEGRITY」の6つの資質の1番目「信頼を確立すること」を、開いてみましょう。

ある会社の社長が経営陣を一同に集めた会合を行います。
その中で、数人の経営陣からの質問があるのですが、その質問に社長は「大丈夫ですよ。問題ありません。」と答えていくのです。

会合を終えた社長は、意気揚々と「大成功だった。」と答えるのですが、著者は「とんでもない。」と打ち消します。
それは、最悪の会合だったのです。
なぜならば、社長は経営陣の心を全くつかめていなかったからです。

社長は経営陣の経験や心配に寄り添うことをせず、それを無効にしてしまったと説明する著者に対し、社長は「それは違う。」と著者の意見さえも無効にしようとするのでした。

社長は周りへの気遣いもあるとても良い人でした。
ただ彼には全体性が欠けてると著者は考えています。

社長は経営陣との会合の中の発せられた意見に対して、その経験を尋ねなければなりませんでした。
そしてそれを理解し共感することが必要です。そして、その後に社長としてのビジョンを説明して行くのです。
ここで大切なことは、社長としてのビジョンは何の変化も無いと言うことです。

人は自分の境遇や立場を理解しない人が言うことはまず信頼しないのです。

共感に必要な三つの要件があります。
1.相手の境遇を感じられるしなやかさ
2.相手の感情に引きずられない感情の「境界線」をもつこと
3.相手の言葉に耳を傾け、相手を理解したと伝える力(相手が話す→その話を追体験する→自分の体験を話す→相手が聞いてくれたと理解する。)

人との信頼関係を結ぶことは難しいことです。
でも、それはおおきな価値があると感じています。
こうして書いていくと、自分に欠けている部分が見えてきます。
今日もそんな欠けていることを、磨いていきたいと思っています。


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