夢塾 ~日々の気付き〜

人生を豊かに変える気付きを書き込みます。

2010年07月

「自分の小さな「箱」から脱出する方法」という本を読みました。

心の中が素直になれる、よい本でした。

この本の中では自分で自分をだますこと、その事から生まれる自分を保護する言動、その時相手をどのように見ているのかを、こんな事例で説明しています。

子育中の夫婦がいます。
子供が夜泣きを始めたのです。
夫は”子供をあやさなければ・・・・”と思うのですが、面倒なのでそれをしないことにしました。(自分をだます行為)
それから、夫はこんなふうに考え始めます。
”俺は、昨日遅くまで仕事だったんだ”
”妻は何故すぐ子供の所に行かないのか”
”妻はいつも怠けている”・・・・
と、どんどん自分がしなかった行動を正当化し、相手を責め始めるのです。
そんな時、妻を”人”として見ていません。”物”になっているのです。

人の心は伝わるものですから、そんなふうに思われているとき、妻は素直な気持ちになれるでしょうか。
妻も、なにもしない夫を責め始めるのです。

この時、「夫」も「妻」も「箱」に入っていると説明しています。


確か日常生活で、こんな瞬間が有ります。

”自治会の一斉清掃があるぞ”
”出たくないな~ せっかくの日曜日なのに・・・”
”一体なんでこんな時期にやるんだ”
”周りはお年寄りばかりなのに(自分は若い)お金を払ってでも、誰かにやってもらう方法を何故、考えないんだ”
なんて具合です。

この本では、いつも「箱」の外に居ることを勧めています。

「箱」の外に居れば、”今”自分がすべき言動が”自分をだます”ことなく、出来るようになるのです。
そうすると自分の周りの人も「箱」に入れてしまう事がなくなる
ようです。

今日から、しっかり「箱」を意識していきたいと思いました。

幼いころ、みんなでワイワイと騒ぐことは大好きだったのですが、運動能力は皆無でした。

とにかく、右足と左足を交互に出すことさえも違和感があるのです。
分かりますか?こんな感覚???

1歳で歩き始めたころ、高熱が出て歩けなくなり、その後歩き始めた時には軽く右足を引きずるようになっていました。

その事を、母から聞いたのは小学校4年生の時でした。
その瞬間私の頭の中で”パチン”と指がなったのです。
”明日から歩道の白線の上をまっすぐ歩いて行こう”と・・・

この幼いながらの訓練は私の体の基礎になっていると感じています。

しかし、努力しても走ることは遅いし、瞬間の反射神経など期待することもできません。

いつだったか、運動会の「かけっこ」で4等になった時の家族の喜びと言ったら・・・・今、思い出しても感動ものなのです。

そんな、私は30歳を過ぎところから歩くことに目覚め始め「42kmの夜間歩行」に連続9年参加したのです。

そして今は、3年前から始めた”ストレッチヨガ”で筋肉をつけることに勤しんでいます。

最近、”へぇ~”と思うことがあります。
それは、若いころ運動能力に長けていた友達が、だんだんと自分の衰えにあわてていることです。
そんな中、私は若いころよりも進化している自分を感じているのです。

ほんの少しの努力をつづけることがたいせつなのですね。
欠点はいつか自信につながる事が有るようです。



「過去は変えられるが、未来は変えられない」という言葉を、最近何度も耳にしました。

えっ!逆じゃないの?って思うでしょう・・・

でも、よく人は”あの時こうだったら・・・”
”あの時の選択が違う方だったら・・・”なんて考えてしまうようです。
これが、過去は都合良く、変えられるということです。

そして、しっかりとした”夢”も”努力”も”計画”さえもないのに未来は何とかなるとか、棚からぼた餅のように考えてしまいます。
”お金持ちになったら・・・”
”素敵な人と出会えたら・・・”

しかし、未来は”今の自分の考え方や行動”を変えなければ、納得いくものにはならないのです。

棚からぼた餅のように巡ってきた”運”はきっと受け止めきれずその後が苦労の連続となることでしょう。

①先ずは、今、起きているさまざまな事を、しっかりと納得するまで単純なレベルに落とし込み、それを単純な言葉で表現してみること。

②次に、行動を起こすこと

③最後に、行動をサポートしてくれる人のつながりを日々磨いていくことだと思っています。

私も、まだまだですが、①は10年ほど前から、自分の決断力の乏しさを打破するために、自然と気付き進めています。
②は自分自身の内での行動から、③を磨くための外への行動へと進化していることを感じています。

最近は、”セレンディピティな気付き”と、”幸福感”に毎日が驚いきの連続です。

皆さんも、今から始めてみてくださいね。


「日本でいちばん大切な会社」という本を読みました。

一晩で、読んでしまうほど素晴らしい内容でした。
本当の経営とは何かを、仕事とは何かを、5つの企業を紹介していく中で問いかけています。

会社経営の「五人に対する使命と責任」を果たすための活動
①社員とその家族を幸せにする
②外注先・下請企業の社員を幸せにする
③顧客を幸せにする
④地域社会を幸せにし、活性化させる
⑤自然に生まれる株主の幸せ

人の幸福とは
①人に愛されること
②人にほめられること
③人の役に立つこと
④人に必要とされること

だと、書いてあります。

仕事でこの幸福感を描ける企業で勤めてみたいと心から思います。

でも、そんな企業は中々ありませんし、今から探すわけにもいきません。

それならば、自分の努力で自分の周りを変えることはできるのかも・・・

企業全体を変えることは不可能かもしれませんが、少なくとも自分自身がそれを実践する。

そこで、影響を受けた人たちはきっとその後の人を育てます。

いつか、企業全体にその輪が広がることを願って・・・・



心の中は不思議なものです。

言葉のオブラードによっていくつもの様相を見せます。

本心はどうなの?
いったい何を考えているの?

なんて思ってしまうのですが、きっとその人も色々な事を考えているのでしょう。

人の心の中は探って、推測する必要はないだと思い始めています。
そんな思い込みから自分の心が乱されるからです。

起きていることが、自分にとって心地いいか・・・
起きていることが、世の中のルールに則しているか・・・

ただそれだけでいいのかもしれません。

理不尽なことが起きることが有ります。

どう考えても自分の考えが正しい、相手が間違っている・・・
そんな時、「北風のマネージメント」と「太陽のマネージメント」事を考えます。

どんなに自分の意見が正当でも、相手に強く同意を求めたところで中々うまくはいきません。
そんな時は「北風のマネージメント」になっていると自分自身を戒めてください。
他人は支配するものではないのです。

どんな考えにも、譲ることのできない部分とそれほどでもない部分が有ります。
その振り分けができると、譲れない部分の内容が明確になり、しっかりと相手に理解をいただく説明ができると思います。
そこまできたら、もう1歩・・・それほどでもない部分に相手の言い分を含めることができないかと考えてみるのです。
これが「太陽のマネージメント」だ思います。

生活の様々なシーンで、使って見てください。

とても素敵な信頼関係となるはずです。

やる気になる時・・・ってどんなときでしょうか?

日ごろから、ワクワクと楽しいこと、
他人から評価を受けた時、
夢を見つけた時、

私は、新しいひらめきを感じ、頭のどこかで”パチン”と指がなるような瞬間があります。
そんな時、”やるぞー!”と叫んでいます。

でもそのやる気も、継続して更に結果を出すためには、仲間が必要な気がしています。

ワールドカップで活躍する選手も、一人一人は素晴らしい技術と情熱を持っています。
でも、それが結果につながるのは、仲間と共に闘うチームスピリットのある国でした。

フランスチームは、監督と選手の間に確執があり、それが結果に響きました。

マラドーナ率いるアルゼンチンのチームには、大地震からの復興を願うチームの心と、マラドーナ監督が選手と共に一喜一憂する熱い情熱がありました。

ワールドカップを見て、私のやる気を自信が持てるまで継続し、それから先は仲間とともに更なる継続と結果を出していきたいと考えました。

~人とのつながりは、やる気の継続と結果を左右する~

また、周りの人がやる気になるためには、心をつなぐことが重要だと痛感しました。

今、マイケル・J・ロオジエの「引き寄せの法則」を読んでいます。

その冒頭に引き寄せの法則に寄せられた言葉が書いてあります。

自分が注意と意識とエネルギーを向けるものは、良いものも悪いものもすべて、自分の人生に引き寄せられる。

自分に似たものが引き寄せられます。
   ~エスター・ヒックス & ジュエリー・ヒックス~

あなたは、思考、感情、心象、そして言葉によって発散させているものを、自らの人生に引き寄せている。
   ~キャサリン・ポンダー~

望まないことを予期してはいけないし、予期しないものを望んでもいけない。
欲しくないものを予期すると望まないものを引き寄せることになり、予期しないものを望むのは貴重な精神を浪費するだけだ。
一方、どうしても欲しくないものを絶えず予期していると、引き寄せる力があらがいがたいものになる。
心は磁石であり、支配的真理と一致するものを何でも引き寄せる。
   ~レイモンド・ホリウェル博士~

あらゆる思考は強さいよって従って現れる。知性についてほんの少しでも考えれば、対応するものを生む出す法則の力が働きだす。
   ~アーネスト・ホームズ~

人は生きた磁石だ。頭の中を占領している思考に則した状況や環境を、人生に引き寄せる。
何であれ、意識の上でこだわっていることを、たくさん、経験することになる。
   ~ブライアン・トレーシー~

つまり、すべて自分に優先権があるということです。
ネガティブな思いをポジティブに言い換えることから(思い込む)ことから始めることが、良い結果を導いてくれると感じています。







今日は、野澤正平さんをご紹介します。

野澤正平さんは、ご記憶にある方も多いと思うのですが、平成大不況の中で1997年自主廃業を決議した山一証券の最後の社長として、涙ながらに謝罪会見をされた方です。

その、謝罪会見で野澤正平さんがどのような事をおっしゃられたかは、記憶に残っていないのですが、社員の明日の為の涙であったように思います。

野澤さんはおっしゃいます。
「人を動かすのはハートである。」
「我以外、皆、我師也」(われいがい、みな、わがしなり)

行動に心のある人が、私の理想の経営者となります。

野澤さんのYouTubeをご紹介します。







私には、”活発性”と言う強みがあります。

思い立ったら、行動せずにはいられないという資質です。

考えてみれば、今まで行動しては失敗し、失敗してもめげずに行動し、また失敗する・・・この連続でした。

やっと最近、データを集め、分析し、じっくりと煮詰めて方向性を決めて行動すれば、その行動から付加価値が生まれると思い始めています。

その、付加価値は行動の意味がわかりやすくなるので、助言してくれる人、行動を助けてくれる人、行動に賛同してくれる人が出てくることです。

そうなると、そこからまた次の行動が見えてくると思うのです。

まだまだ、未熟ですがこの”活発性”をこれからも磨いていきたいと感じています。

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