学生のころからの友達の一人と、久しぶりに逢いました。

日常の様々な話の中から、いつしか気付きの話へと広がっていったのです。

彼女は10数年前、ご主人の転勤でデトロイトで暮らし始めました。
そして数年後、その周辺に住む日本人の子供たちを対象とした補習校に教師として勤め始めたのです。

そこで彼女は様々な経歴の人たちと出会いました。
海外協力隊で働いていた人
ニューヨークのジュリアード音大で学んだ人
主婦で有りながら留学して、高いスキルを身につけようと努力している人

安穏と主婦としての生活をしていた彼女は、”こんな生き方も有ったんだ”と感動したのです。
そして、自分が”井の中の蛙”だったことに気がついたのです。

その話を聞きながら、人は”井の中の蛙”であることに気付いたときにはもう
”大海”へ漕ぎ出していると感じました。
それは、丁度その当時、彼女の所を訪ねた私の目に、彼女は生き生きと輝いていたからです。

チャンスがあれば、多少の問題も躊躇もはねのけて、前に進んでみる。
そこで出会う、人や気付きは自分の人生を豊かなものに変えていく糸口になります。

今日も、出会いを大切にしたいと心から感じているのです。